俳優・三浦貴大にスタッフから突っ込み「言えよ!」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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俳優・三浦貴大にスタッフから突っ込み「言えよ!」

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週刊朝日

 2010年に映画デビューしてから、数多くの作品に出演してきた三浦貴大さん。作家の林真理子さんとの対談で、俳優の父・三浦友和さんについて、次のように話した。

*  *  *
林:お父さまにもここにゲストで出ていただいたことがありますけど、お父さま、家では台本を絶対開かないそうですね。

三浦:台本が置いてあるのすら見たことないです。だから台本というものの存在をあまり知らなかったですね。高校生ぐらいまでは。

林:そうなんですか。今、自分が台本を読む立場になって、セリフを覚えるのってこんなに大変なものなのかとか思います?

三浦:思います、思います。読んで覚えるだけじゃなくて、役のことを理解しようとしたり、すごく時間がかかる作業だな、こんな大変なことを父はいつやっていたんだろうって思いますね。

林:テレビに映っているのは違う人っていう感じですか。

三浦:まあ、そんなイメージですね。父親は父親、テレビに出ているのは違う人だろうなという……。同じ人だっていうのはもちろんわかっているけど、意識の中で分かれているという感じです。

林:やっぱり、ご両親のDNAを受け継いで自然にこういう方向に来たという感じですか。そう言われるといやだったときもあると思いますけど。

三浦:両親のことを言われていやだったのは、高校生ぐらいまでですかね。ちょっと反抗期で、自分の力で何かやりたいのに、親の名前を言われるといやな気持ちになったりというのは。

林:平幹二朗さんと佐久間良子さんのご子息の平岳大さんは、中学時代にサッカーをやっていても、「ほら、平幹二朗と佐久間良子の子どもだ」という声が聞こえて、日本にいる限りダメだと思ってアメリカに渡ったと聞いたことがありますけど、そこまでにはならなかったんですね。

三浦:そうですね。体育大に行ったのも、スポーツをずっとやっていたのも、親の名前と関係ないフィールドに行きたかったという気持ちがあったからなんですけど、日本から出たいということはなかったですね。

林:こんなこと聞かれるといやかもしれないけど、最初のときから現場では大切に扱われたという感じですか。

三浦:大切にはしていただいていると思います。でも、いちばんはじめの現場は、中井貴一さんと、高島礼子さんと、甲本雅裕さんと、あと監督(錦織良成)ぐらいしか三浦友和の息子だということを知らなかったので、ふつうに。

林:照明さんや技術さんは全然知らなかったんですか。

三浦:全然知らなかったです。打ち上げのときに「言えよ!」って言われましたけど(笑)。「はじめから気をつかわれてしまうと、本人もやりづらいだろうし、周りもやりづらいから、あまり知らせないほうがいいんじゃないか」と制作の方がおっしゃるので、僕も「そうですね」って。

週刊朝日 2013年6月7日号


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