Mr.マリック 引田天功に肩を抱かれプロ目指す 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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Mr.マリック 引田天功に肩を抱かれプロ目指す

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週刊朝日

「超魔術」で大人気のマジシャン、Mr.マリックさん。じつは高校卒業後はガス湯沸かし器で有名なパロマ工業に入社し、手品とは「観客」として接するだけだったという。当時をこんなふうに振り返る。

*  *  *
 そのころの楽しみは、名古屋のデパートに行って手品道具の実演販売を見ること。日曜なんて朝から晩まで見ていましたね。「好きなことをしてお金がもらえるのっていいな」と思っていたら、たまたまその仕事に空きが出たんです。親に相談したら、案の定、大反対されました。パロマに入社してまだ半年でしたし、なにより手品なんて怪しい仕事で食っていけるのかと。

 親に認めてもらうために、まずは自分の手品を見てもらおうと考えたんです。それで「素人名人会」という視聴者が参加して芸を競うテレビ番組に出場したんです。

 見事ファンファーレが鳴り、合格。親は感心はしてくれましたが、「まぐれだ」と言って認めてはくれません。もう一度「素人名人会」で合格したら認めると言うので、再度出場。そこで再び合格し、やっと認めてもらえました。

 その後、東京のマジック大会に出場したときに、憧れの初代・引田天功さんに初めて会いました。大会を見た天功さんが「よかったよ」と言って肩を抱いてくれたんです。もう大感激ですよ。これは大きな自信になりました。このとき初めてプロになりたいという気持ちが芽生えたんです。19歳でした。

週刊朝日 2012年12月21日号


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