プロ3年目のイチローが契約更改時に発した「僕の宣伝効果はいくら?」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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プロ3年目のイチローが契約更改時に発した「僕の宣伝効果はいくら?」

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 衝撃的な第一報は、7月24日朝(日本時間)に飛び込んできた。大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(38)=本名・鈴木一朗、ヤンキースへ電撃移籍――。  イチローの物語は、野球への意地と執念に満ちあふれている。91年秋のドラフト4位でオリックスに入団。プロ1年目に打撃コーチから「バットを短く持て」と言われ、きっぱり「できません」と言った。そのプロとしての自己意識の高さは、契約更新でも周囲にはっきりと見せていた。

 3年目のシーズン直前、就任したばかりの仰木彬監督のアイデアで登録名を「イチロー」に変更。1軍抜擢に応えてあまりあるシーズン210安打を記録し、イチローフィーバーが始まった。暮れの契約更改で年俸800万円から8千万円への増額を提示され、「わかりました」と言った後、付け加えた。

「今年はあちこちで『オリックスのイチロー』という言い方をされました。あれは、どれぐらいの宣伝価値があったんですかね」

 当時の球団代表だった井箟(いのう)重慶・関西国際大名誉教授は、

「電通に調べてほしい、とまで言う。確かに一理ある。それで、功労金の形で2千万円上積みして、ジャスト1億円になったんです」

※週刊朝日 2012年8月10日号


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