小沢一郎衆院議員(70)が、新党「国民の生活が第一」の結成を発表した。正式な結党は11日だが、小沢代表以下、主要幹部の人事はすでに発表され、新党の輪郭は見えている。小沢新党は何を目指すのか。ナンバー2の山岡賢次代表代行(69)に聞いた。
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――代表代行の仕事は?
他党や諸団体、マスコミとの交渉窓口役を主にやるつもりです。選挙は、選対委員長でもある小沢代表の専権事項。今回の目玉人事ですね。
――他党との連携は進んでいますか。
まず党内の基盤を固め、次に友党「新党きづな」などとの関係を固める。連携や国民運動は、その次の段階です。
――総選挙の候補者はそろいますか。
今日もこれから、ある人を小沢さんに紹介します。全国公募するかどうかは小沢さんが決めることですが、希望者は相当出てくるでしょう。
――民自公3党は、消費増税法案が参院で成立する前に新党が内閣不信任決議案を出すことを警戒しています。
国民の意識が盛り上がり、情勢が整ったら、手段としてはありえます。しかし、今は政局でやっているわけじゃないですから。
――民主党に言いたいことはありますか。
ありませんね。他党のことですから。
※週刊朝日 2012年7月20日号