作家・三浦しをん 漫画家の才能に感心 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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作家・三浦しをん 漫画家の才能に感心

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 小説『舟を編む』で「2012年本屋大賞」を受賞したばかりの作家・三浦しをんさん。大の漫画好きで、人気作家となった今も漫画編集者という仕事へのあこがれを持ち続けているという。作家・林真理子さんとの対談では、漫画家の才能を意識し創作の手本として参考にしていると明かした。

*  *  *
林:今、いちばん楽しいときっていつですか。

三浦:漫画を読んでるときですね。(笑)

林:おぉ~、即答ですね。1日に何冊くらい読むんですか。

三浦:3冊ぐらいですかね。

林:若い漫画家さんの作品を見ると、今の時代をこんなふうにすくっているんだ、すごい才能だなと思うことはいっぱいありますよ。まねするつもりはないけど、なんとも言えないけだるい閉塞感みたいなものを、漫画だとこう表現するかと思って。

三浦:そうですね。小説だと文字だけなので、閉塞感を書くとものすごく閉塞して見えるけど、漫画だと、絵柄によってはわりと明るく閉塞感が表現できる部分がありますよね。

林:漫画家は着想とアイデアもなきゃダメだし、絵もうまくなきゃダメだし。

三浦:文章力もなければセリフが伝わらないですから、漫画家って本当にいろんな才能を兼ね備えているなと思います。そのへんを意識しつつ、エンターテインメントのお手本として漫画を参考にする部分はけっこうあると思います。ただ漫画を読みたいがゆえの言い訳なんですけど。(笑)

※週刊朝日 2012年5月18日号


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