音楽評論家の湯川れい子 「マドンナのインタビューは目のやり場に困った」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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音楽評論家の湯川れい子 「マドンナのインタビューは目のやり場に困った」

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週刊朝日

 日本初の女性音楽評論家・湯川れい子さん。その半生は数々の洋楽スターの人生との歩みでもある。

 彼女がこれまで会ったミュージシャンは、一体何人に上るだろうか?

 アート・ブレイキー、ナット・キング・コール、ヘンリー・マンシーニ、アンディ・ウィリアムス、ビートルズ、モンキーズ、エルヴィス・プレスリー、グレイトフル・デッド、ビーチ・ボーイズ、エルトン・ジョン、マイケル・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、ブリトニー・スピアーズなど、とても数えきれない。世界でも、これだけ幅広いジャンルにわたる歴代のスターに会った音楽評論家は、他にいないだろう。湯川れい子の人生は、洋楽ポップスの歴史そのものだ。

 そんな彼女が、マドンナにインタビューした当時のことを回想する。

*  *  *
 1984年、「ライク・ア・ヴァージン」を発表した直後、宣伝のために来日した際にインタビューをした。「ハワイで拾ってきた」とマドンナ本人が言う若い男を隣にはべらせ、インタビュー中ずっと男のひざをなでまわしていて、「びっくりして目のやり場に困った」。写真を見れば、まだあどけなく可愛い顔をしているマドンナだが、「結婚したらパンケーキのように子どもをたくさん産みたいわ」などと言い、「拾った男のひざをなでながらよく言うなぁ」とびっくりした。今になれば「まんまとマドンナのイメージ戦略にはめられた」と思っている。

週刊朝日 2011年5月4・11日合併号


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