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7日(金)は寒冷前線が通過し、広く雨や風が強まるでしょう。大雨となる恐れもあります。8日(土)は上空の寒気の影響で、関東から北海道は所々で雨が降るでしょう。山では雪の降る所も。その後も天気は短い周期で変わり、12日(水)はまた広く雨や風が強まりそうです。

1週目(7日~13日) 天気は短い周期で変化

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7日(金)は寒冷前線が日本付近を通過するでしょう。九州や中国、四国は昼頃まで、近畿や東海は夕方まで雨や雷雨になりそうです。太平洋側では、非常に激しい雨の降る所があるでしょう。東海を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。北陸や関東、東北、北海道も断続的に雨が降り、午後は所々で雨脚が強まるでしょう。沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もありそうです。

8日(土)から9日(日)は、上空に寒気が流れ込むでしょう。8日(土)は関東の平野部でも所々で雨雲が発生しそうです。また、8日(土)夜から9日(日)朝は関東甲信から北海道の標高の高い地域では雪の降る所もあるでしょう。峠越えの車は路面状況の変化にご注意ください。

10日(月)は広く晴れますが、11日(火)は前線が近づき、西から天気は下り坂となるでしょう。12日(水)は前線が日本付近を通過し、広く雨や風が強まりそうです。13日(木)は天気が回復し、晴れる所が多いでしょう。

最高気温は平年並みか高い日が多いですが、8日(土)と9日(日)は寒気の影響で平年より低い所がありそうです。朝晩を中心にヒンヤリしますので、服装選びにお気をつけください。

2週目(14日~19日) 雨の降る日が多い

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14日(金)は沖縄や九州で雨が降りだすでしょう。15日(土)は東海にかけて、16日(日)は北海道にかけて広く雨が降りそうです。17日(月)以降も広く曇りや雨になるでしょう。梅雨のようにぐずついた天気になりそうです。

最高気温は平年並みの日が多いでしょう。曇りや雨でも春本番の暖かさの日が多くなりそうです。最低気温は平年より高い日が多いでしょう。朝の冷え込みは弱い見込みです。

非常に激しい雨って どんな雨?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。