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花粉の飛散は、シーズンが始まってから本格的な飛散になっている地域も、きょう2日は少し収まるでしょう。あす3日は九州から関東では、広く「非常に多い」予想で、そのあとも、万全な対策が必要な日が続く見込みです。

スギ花粉の飛散 きょう2日は少し収まる あす3日は「非常に多い」予想に

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スギ花粉の飛散は、シーズンが始まってから、すでに非常に多く飛散している地域もあります。非常に多い飛散とは、1平方センチメートルあたり花粉50個以上とされる日です。

きょう2日は、本格的な飛散が始まっている所も、少し収まるでしょう。それでも、東京都心や高知、鹿児島では「やや多い」予想です。

あす3日は、九州から関東は広く「非常に多い」でしょう。そのあとも、万全な花粉症対策が必要な日が続きます。

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、凹凸の少ない素材の上着を着るのもよいでしょう。髪をまとめたりするのも効果的です。

2023年シーズンの花粉飛散傾向【例年比】

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2023年春の花粉飛散予測は、九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。北海道は例年よりやや少ないでしょう。

各地のピーク予測

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スギ花粉飛散のピークは、福岡は3月上旬にかけて、高松や広島、大阪、名古屋では3月中旬にかけてでしょう。金沢、東京、仙台では3月下旬にかけてとなる予想です。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があります。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まる所が多くなります。 福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。