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東海地方では、昨年に比べて、インフルエンザの患者数が非常に多い状態が続いています。また、花粉症にも注意が必要な時期となってきました。敏感な方は、すでに症状が出ている方もいるのではないでしょうか。今後は風邪対策に加え、花粉症への対策も万全にするようにしましょう。

多くの地域に「乾燥注意報」発表中

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きょう3日(金)15時現在、「乾燥注意報」が、愛知県や岐阜県、三重県の多くの地域に発表されています。
湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけて下さい。

① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。

それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診して下さい。

土日は気温アップ おおむね行楽日和

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あす2月4日(土)は「立春」で、暦の上では春の始まりです。東海地方では、この土日は穏やかに晴れる所が多く、おおむね行楽日和となるでしょう。最高気温は二桁まで上がる所が多く、きょう3日(金)よりも寒さは緩んで、少し春を感じることができそうです。

ただ、一部の地域では雲が広がり、にわか雪やにわか雨となる所がある見込みです。スキー場にお出掛けの方は、出発地が晴れていても、目的地の天候には注意が必要です。
【岐阜県】
あす4日(土)を中心に、日本海の低気圧や寒気の影響を受けそうです。飛騨地方の山地を中心に一日雪が降り、積雪となる所があるでしょう。平地では晴れ間が出ますが、午後は、雪や雨の降る所がある見込みです。
【静岡県】
5日(日)は、局地的な前線の影響で、雲の広がる所がありますが、大きな天気の崩れはないでしょう。

週間天気 「南岸低気圧」の動向に注意

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週明け6日(月)以降は、短い周期で天気が変わるでしょう。低気圧が南海上を東進する「南岸低気圧」の影響で、7日(火)と10日(金)は、広く雨が降り、山地では雪の所もある見込みです。
特に、普段雪があまり降らない、静岡県の東部や伊豆の標高の高い所で雪で降り続いた場合は、積雪が多くなる可能性があります。東部では、富士山周辺の籠坂峠や朝霧高原、箱根峠など、伊豆では天城山を中心に、その地域にお住まいの方は注意が必要です。
なお、低気圧の位置や発達具合、寒気の強さによって、今後、雪のエリアが変わる可能性があるため、最新の天気予報を確認するようにして下さい。