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きょう17日(火)は、日本海側の雪エリアは狭くなりましたが、全国的に寒中らしい寒さとなりました。最高気温は、東京都心など関東では、今シーズン一番低くなった所も。この先は更に寒く、10年に一度レベルの低温になるおそれがあるとして、気象庁からは「低温に関する早期天候情報」が発表されています。体調管理に注意が必要です。

最高気温 都心など今季一番低く

きょう17日(火)は、全国的に寒中らしい寒さとなりました。特に、関東では気温の上がり方が鈍く、15時までの最高気温は、東京都心7.6℃、横浜市7.9℃、千葉市7.1℃など、関東南部では所々で今シーズン一番低くなりました。

きのう16日(月)は3月並みの所が多かった西日本も、きょうは平年並みか低い所が多く、福岡市9.2℃、大阪市9.4℃など、10℃に届かない所が多くなりました。札幌市はマイナス2.2℃と、3日連続で真冬日(最高気温が0℃未満)となりそうです。

今週末以降 今季最強寒波襲来

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1月20日(金)は、二十四節気の「大寒(だいかん)」。暦に合わせるかのように、強い寒気が襲来する見込みです。20日(金)~21日(土)は日本海側は広く雪で、北日本や北陸を中心に荒天のおそれ。札幌など北日本では、記録的に寒くなる所もありそうです。

来週23日(月)~24日(火)は、更に強い寒波襲来。24日(火)は、大阪や名古屋の最低気温はマイナス2度、最高気温も2℃止まりと凍える寒さとなりそうです。東京も最高気温が5℃と、震える寒さとなるでしょう。名古屋など太平洋側でも雪が予想されていて、厳しい寒さとなりそうです。

低温に関する早期天候情報

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きのう16日、気象庁から「低温に関する早期天候情報」が発表されました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

北海道と東北、北陸は1月22日頃から、九州南部と九州北部、中国・四国、近畿、東海、関東甲信は1月23日(月)頃から「かなりの低温」が予想されています。

「かなりの低温」の基準は地域によって異なりますが、関東甲信では5日間平均気温平年差がマイナス1.9℃以下です。

風雪・大雪・低温に伴うリスク

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。