メイン画像
メイン画像

今冬は度々強い寒気が流れ込み、日本海側は大雪に、太平洋側も厳しい寒さの日が多くなっています。3連休も寒中らしい寒さとなりますが、1月中旬は暖かい空気が流れ込み、高温傾向に。新潟から北海道の日本海側では平年より積雪が多くなっており、雪崩や屋根からの落雪、融雪による川の増水や道路の冠水に注意が必要です。

今冬は度々強い寒気が流入

画像A
画像A

今冬は度々日本列島に強い寒気が入り、日本海側では大雪に見舞われたり、太平洋側でも厳しい寒さの日が多くなっています。

上の図は1月1日からの5日間平均気温の平年比です。平年より低い所が多く、特に九州や北海道では平年より2℃以上低い所もあります。

3連休にかけても寒中らしい寒さが続くでしょう。

1月中旬は高温傾向に

画像B
画像B

1月中旬は一転して、日本列島に暖かい空気が流れ込みやすくなり、高温傾向になるでしょう。気象庁は北海道から九州、沖縄にかけて広く「高温に関する早期天候情報」を発表しています。5日間平均気温平年差がプラス2.0℃以上とかなりの高温となるでしょう。

九州から関東では最高気温が15℃以上と季節外れの暖かさとなる日もありそうです。東京都心でも最高気温が3月下旬から4月上旬並みになる日もあるでしょう。

多雪地帯では融雪災害に注意

画像C
画像C

多雪地帯では融雪災害に注意が必要です。

上の図のように、新潟県から北海道では日本海側を中心に積雪が平年より多くなっています。この先、高温傾向で、特に14日(土)頃は雪ではなく、雨が降る所が多くなりそうです。積雪の多く残る所では雪崩や屋根からの落雪にご注意ください。雪どけによって川が増水したり、路面が冠水したりする可能性もあり、注意が必要です。

なお、このまま暖かくなるわけではなく、1月下旬は厳しい寒さが戻ってくる予想です。気温のアップダウンが大きくなるでしょう。