「台風22号」発生へ　列島への影響は?　今後の動向注意

フィリピンの東の熱帯低気圧は、今後、台風になる予想です。31日(月)頃から沖縄に影響のおそれも。本州の南には前線が延びる予想で、動向に注意。

台風22号発生へ

27日(木)6時現在、フィリピンの東には熱帯低気圧があって、西へゆっくり進んでいます。今後、熱帯低気圧は台風になる予想です。台風になれば、今月4個目の発生で、台風22号となります。

台風に変わる熱帯低気圧は、このあとも西よりに進みますが、31日(月)頃から南シナ海で次第に進路を北よりに変える予想です。

列島への影響は?

沖縄では31日(月)頃から熱帯低気圧の影響を受けて、次第に波が高くなり、進路によっては雨や風が強まるおそれがあります。

その後の熱帯低気圧の進路の予想は、まだバラつきが大きいですが、予測モデルによっては、偏西風にのって、東よりに進路を変え、日本の南を進む予想のものもあります。

今月末から11月2日(水)頃にかけては本州の南に前線が延びる可能性もあり、湿った空気の影響で、前線の活動が活発化するおそれもあります。11月のスタートは広く雨が降り、雨脚が強まる可能性もあり、今後の動向に注意が必要です。

熱帯低気圧の進路や発達具合、前線の位置の予想には、まだ幅があるような状況ですので、最新の情報をチェックしてください。