メイン画像
メイン画像

気象庁は東北から九州北部に「高温に関する早期天候情報」を発表。この先、2週間の気温は平年より高く、10月2日頃からはかなり高くなる可能性があります。季節の歩みはゆっくりですが、11月からは季節が加速、急に寒い冬が訪れそうです。

まだ残暑 高温に関する早期天候情報も

きょう26日、気象庁は東北から九州北部にかけて広く「高温に関する早期天候情報」を発表しました。この先2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため平年より高く、10月2日頃からはかなり高くなる可能性があります。

関東から西では最高気温が25℃以上の日が多く、30℃くらいまで上がる日もあるでしょう。まだ昼間は半袖が活躍する日が多くなりそうです。

急に季節が加速

画像B
画像B

3か月予報でも10月の平均気温は北海道から九州にかけて平年より高く、沖縄や奄美は平年並みか高い予想です。10月いっぱいは季節の進みが遅くなるでしょう。

ただ、ずっと季節は足踏みというわけではなさそうです。11月の平均気温は全国的に平年並みになるでしょう。11月に入ると寒気の影響を受けやすい時期があり、急に寒くなる日が増えてきそうです。暖房の点検など冬支度を進めると良いでしょう。

12月の平均気温は北日本や奄美・沖縄では平年並みですが、東日本や西日本では平年並みか低くなる予想です。初冬から冬型の気圧配置になりやすく、大陸からの寒気が流れ込みやすくなるでしょう。2月にかけても、ラニーニャ現象が続く可能性が高いため、日本付近で偏西風が南に蛇行しやすく、寒気の影響を受けやすい状況が続きそうです。この冬は寒冬となる見通しです。

この先、しばらく残暑が続くものの、季節は急に進むでしょう。爽やかな秋は短く、寒い冬が訪れそうです。