メイン画像
メイン画像

台風12号と台風13号のほかに、日本の南には熱帯低気圧があります。今後、台風に発達する予想で、沖縄・奄美や西日本に近づくおそれがあります。

台風12号・台風13号 北上中

石垣島の北には強い台風12号があって、北上しています。台風12号の動きは遅く、先島諸島では13日(火)も荒天が続くでしょう。暴風や高波、大雨に警戒が必要です。その後は東シナ海を北上し、16日(金)は華北へ、18日(日)はボッ海へ進み、熱帯低気圧に変わるでしょう。

また、ウェーク近海には台風13号があります。台風13号は北上し、このまま日本列島への影響はない見込みです。

新たな台風 発生か

画像B
画像B

台風12号、台風13号のほかにも日本の南には台風のたまごともいえる熱帯低気圧があります。この熱帯低気圧は今後、台風に発達する予想です。台風となれば台風14号となります。

この熱帯低気圧から変わる台風は、日本の南を北西へ進む予想です。まだ予報円が大きく、進路や進む速さの予想に幅があるような状況ですが、今週末以降、沖縄・奄美や西日本に近づくおそれがあります。また、接近前から熱帯由来の暖かく湿った空気を運び込み、大雨をもたらすおそれもあります。

来週にかけて日本列島に広く影響を与えるおそれがあり、この熱帯低気圧の動向に警戒が必要です。まだ台風シーズンが続きます。今後も最新の台風情報にご注意ください。

大雨の備え

画像C
画像C

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。