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向こう1か月は、日本の東海上の高気圧の縁を回って暖かい空気が流れ込みやすく、気温が平年より高い見込みです。最新の1か月予報をもとに、予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(9月3日~9日) 台風の動きは最新の情報で

今日(1日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(2日)から明後日(3日)は晴れる所が多く、4日も晴れ間がある見込みです。その後は雲が広がりやすく、7日頃にかけては太平洋側などでは雨の降る所があるでしょう。台風11号の進路や前線の活動が活発になるかどうかによっては雨脚が強まったり、ややまとまった量の雨になる可能性があります。台風11号の進路は、1日現在、予報円が大きく、はっきりしない部分もあるため、最新の気象情報に注意して下さい。気温は平年並みか高く、来週中頃には内陸では真夏日となる可能性もあるでしょう。

2週目(9月10日~16日) 秋ばてに注意

気圧の谷や湿った空気、移動性の高気圧の影響を交互に受けるでしょう。天気は短い周期で変わり、数日おきに秋晴れとなったり、雨の降る日がある見込みです。気温は平年より高めで経過しますが、
寒暖差疲労(いわゆる秋ばて)には注意が必要です。朝晩の気温差、前日との気温差、室内外の気温の差によって、体温を一定に保つためのエネルギーが多く必要になり、体調を崩すことがあるためです。十分に睡眠や栄養をとるとよいでしょう。

3~4週目(9月17日~30日)秋は災害の多い月…備えを

引き続き、天気は数日の短い周期で変わり、秋らしい天気変化となるでしょう。気温は平年より高い状態が続く見込みです。なお、今日は関東大震災、または台風が多いとされる二百十日にちなんで、防災の日です。9月は台風シーズンだけでなく、一年の中で竜巻の発生数が最も多い月です。気象災害の防災、減災のために、天気の穏やかな時でも、ハザードマップの確認や防災グッズの確認などを行うとよいでしょう。