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けさ(12日)かけて、神戸市など、近畿や東海で非常に激しい雨。発達した雨雲は北陸にも。大雨による土砂災害などに警戒を。

1時間に50ミリ以上 滝のような雨

けさ(12日)にかけて、発達した雨雲が近畿や東海を中心にかかりました。

1時間降水量は、神戸市で63.5ミリ(午前4時28分まで)、三重県四日市市で53.0ミリ(午前6時まで)、新潟県上越市安塚で58.5ミリ(午前8時20分まで)と、滝のような非常に激しい雨が降りました。

また3時間降水量は、神戸市で96.5ミリ、兵庫県佐用町で83.0ミリと、7月としては統計開始以来、最も多い雨量となりました。神戸市では、7月の平年ひと月の約半分に相当する雨が、わずか3時間で降りました。

夜にかけても 局地的に大雨

近畿の大雨のピーク過ぎつつありますが、昼前にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してください。また大気の不安定な状態が続きますので、天気の急変に注意が必要です。

東海や北陸は、今夜にかけても激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。関東や東北も、午後は次第に雨の範囲が広がりそうです。山沿いだけでなく、平野部でも局地的に激しい雨が降るでしょう。アンダーパスなど、道路の冠水するおそれがありますので、車の運転は特に警戒が必要です。