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1日金曜は、埼玉県谷市で、気温が40.0℃に達しました。今年全国で最高気温40℃以上を観測したのは、3回目です。東京都心は7月としては4年ぶりに、気温が37℃台まで上がり、大阪市や広島市などは、今年初の猛暑日になりました。

7月スタートも酷暑

今年は、6月末から酷暑が続きましたが、7月スタートも、厳しすぎる暑さは衰える様子がありません。

1日金曜は、13時半前に、埼玉県熊谷市で、気温が40.0℃に達しました。今年は、6月25日に、群馬県伊勢崎市で最高気温40.2℃、29日にも、同じ群馬県伊勢崎市で最高気温40.0℃を観測しており、これで今年全国で最高気温40℃台を観測したのは、3回目です。

また、東京都心でも、たっぷりの日差しが気温をグングン押し上げました。13時30分までの最高気温は37.0℃を観測。東京都心で、7月に最高気温37℃以上になったのは、2018年7月23日の39.0℃以来、4年ぶりです。

さらに、1日金曜は、猛烈な暑さのエリアが、西へ広がったのが特徴です。大阪市や和歌山市、広島市、徳島市などでは、最高気温が35℃以上と、今年初の猛暑日になりました。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。