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きょう20日は、梅雨の晴れ間が広がる関東や東北を中心に厳しい暑さになっています。東京都心では今年2回目の真夏日となっています。

関東や東北を中心に厳しい暑さ

きょう20日、梅雨の晴れ間が広がる関東や東北を中心に気温がグングン上がっています。

14時までの最高気温は群馬県伊勢崎市で33.5℃、群馬県高崎市で33.0℃、福島県広野町や前橋市、埼玉県鳩山町で32.9℃まで上がるなど、厳しい暑さとなっています。

東京都心も30.3℃まで気温が上がり、今年2回目の真夏日となっています。東京都練馬区では32.4℃まで上がり、今年これまでで一番の暑さに。また、仙台市では30.8℃と今年初めて真夏日となりました。

あす21日は蒸し暑い

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あす21日は、関東は雲の多い天気になるでしょう。最高気温は28℃ほどで、きょうほどの暑さはなさそうです。ただ、湿度が高く、ムシムシするでしょう。引き続き熱中症にご注意ください。

東北はあす21日も日差しが届き、厳しい暑さが続くでしょう。内陸部を中心に真夏日になる所が多い見込みです。暑さで体調を崩さないよう、こまめな水分補給を心がけてください。汗をたくさんかいたら、適度な塩分補給もなさってください。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。