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あす(16日)は広い範囲で梅雨の晴れ間となり、関東や東北の太平洋側を中心に、きょう(15日)より気温が大幅に上がる見込みです。急に暑くなりますので、熱中症に警戒が必要です。

あす16日 梅雨の晴れ間で気温急上昇

きょう(15日)は、梅雨前線の影響で、各地で梅雨空となり、東北でも梅雨入りが発表されました。気温は平年より低い所が多く、特に関東や東北の太平洋側では20度未満の所がほとんどで、梅雨寒となりました。

あす(16日)は、梅雨前線がやや南下します。広い範囲で梅雨の晴れ間となり、暑くなりそうです。きょう(15日)梅雨寒となった関東や東北の太平洋側でも急激に気温が上がり、夏日の所が多くなるでしょう。仙台、東京都心、名古屋では、予想最高気温が28℃から29℃くらいで、きょう(15日)より10℃くらい高くなる見込みです。急な暑さで体調を崩さないよう、ご注意ください。

週末以降も暑さが続く

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あす(16日)だけでなく、この先は暑さが長く続く見込みです。九州から東北南部まで連日25度以上で、西日本を中心に30℃を超える所もあるでしょう。

5月と比べると、湿度も高めなので、蒸し暑く感じられそうです。のどが渇いていなくても「水分補給」、休憩をこまめにとるなど、熱中症予防は万全にしてください。また、食品の管理にもご注意ください。

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熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。