メイン画像
メイン画像

24日(火)は広く晴れて、九州から近畿では最高気温が30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。26日(木)から27日(金)は寒冷渦や前線の影響で大気の状態が非常に不安定に。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨にご注意ください。その後、いったん天気は回復し、広く梅雨入りとなるのは6月上旬となりそうです。

火曜日は晴れて気温上昇

画像A
画像A

24日(火)は九州から北海道にかけて広く晴れるでしょう。日中は気温がグングン上がり、広く25℃以上の夏日になりそうです。九州から近畿では30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。こまめに水分をとるなど、熱中症対策をなさってください。

25日(水)も晴れ間が広がり、汗ばむ陽気が続くでしょう。

木曜日~金曜日 大気の状態が非常に不安定に

画像B
画像B

26日(木)から27日(金)にかけては、寒冷渦(上空に寒気を伴った低気圧)が日本海に進み、前線が本州付近を通過するでしょう。大気の状態が非常に不安定になりそうです。

上の図は不安定指数(SSI)です。大気の安定度を示し、この値が小さいと大気の安定度は悪くなります。26日(木)頃は青や黄色で示させる不安定な地域があるのが分かります。

26日(木)は九州から近畿を中心に、27日(金)は東海から北海道を中心に雨や雷雨で、ザッと雨脚の強まる所もあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意が必要です。

その後はいったん天気が回復し、日差しの戻る所が多くなるでしょう。

梅雨入りは6月上旬か

画像C
画像C

6月に入ると、梅雨前線が次第に北上し、3日(金)以降は本州付近で曇りや雨の降る日が増えるでしょう。現時点の予想では、6月上旬には九州から関東甲信で続々と梅雨入りとなる可能性が高くなっています。北陸や東北も平年より早く長雨の季節になる可能性があります。

梅雨が近づいていますので、側溝や雨どいを掃除をして水はけをよくしておくなど、梅雨支度を進めておくと良さそうです。

なお、前線の位置の予想には幅があるような状況です。前線の北上するタイミングが変わり、梅雨入りの時期も変わる可能性がありますので、最新の予報をチェックしてください。