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ゴールデンウィーク初日29日「昭和の日」、強い雨や風のエリアが関東など東日本に移ってきました。29日夜のはじめにかけて、静岡など東海地方は1時間に50ミリ以上の滝のような雨に、関東では30日未明にかけて、沿岸部を中心に非常に強い風や高波に注意・警戒。低気圧の発達の状況によっては、警報級の大雨や暴風、高波の可能性あり。最新の気象情報をこまめに確認してください。

荒天エリア 午前は西日本

ゴールデンウィーク初日29日「昭和の日」、午前中は西日本で激しい雨が降り、長崎県西海市では1時間に39.0ミリのバケツをひっくり返したような雨が降りました。24時間雨量(29日16時まで)は、鹿児島県鹿屋市吉ケ別府で124.0ミリ、和歌山県新宮市では113.5ミリと、4月の平年雨量の約4割が、この24時間で一気に降りました。また、沿岸部を中心に風も強く吹き、最大瞬間風速は、高知県室戸岬で30.4メートルと、屋根瓦が飛ぶレベルの非常に強い風が吹きました。

荒天エリア東へ

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午後は、強い雨や風のエリアが関東など東日本に移ってきました。東海地方では、名古屋などでは夕方が雨・風のピークですが、静岡では21時くらいまで、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨に注意が必要です。

関東は、あす30日にかけて、沿岸部を中心に雨や風が強まるでしょう。予想される最大瞬間風速は、関東の陸上で30メートルと、高速での運転中にハンドルをとられる恐れがあるため注意が必要です。

【関東 29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】

関東地方の海上 23メートル(35メートル)
伊豆諸島    23メートル(35メートル)
関東地方の陸上 18メートル(30メートル)

【30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】

関東地方の海上 20メートル(30メートル)
伊豆諸島    20メートル(30メートル)
関東地方の陸上 15メートル(30メートル)

また、関東や伊豆諸島では、あす30日にかけて波の高さは5メートルの予想です。

低気圧が予想より発達した場合は、暴風や警報級の高波となる可能性があるため、最新の情報をこまめに確認してください。