きょう10日(日)は全国的に気温が上がり、東京都心は最高気温26.8℃と今年初めて夏日(最高気温25℃以上)となりました。この先1週間は、前半は季節先取りの暑さが続きますが、後半は一時的に寒の戻りとなりヒンヤリする日も。日々の気温差大となりますので、体調管理に注意しましょう。
10日(日) 夏日地点 今年最多350地点超え
きょう10日(日)は全国的に晴れて、九州～北海道にかけて所々で今年一番の暑さとなりました。最高気温が25℃以上の夏日地点は、きのう9日(土)は全国900地点あまりのアメダスの中で100地点くらいでしたが、きょう10日(日)は350地点以上と、3倍以上に増えました。
10日(日)、全国で一番気温が上がったのは、広島県安芸太田町加計(あきおおたちょうかけ)で29℃と、30℃に迫る暑さとなり今年全国で一番高い気温となりました。
関東もほとんどの地点で今年一番の暑さとなりました。最高気温(10日16時まで)は、東京都心26.8℃、横浜26.1℃、さいたま27.3℃、水戸26.7℃、宇都宮27.0℃など所々で今年初の夏日(最高気温25℃以上)となりました。埼玉県鳩山町では28.5℃と、関東で一番気温が上がりました。
週後半 寒の戻りも
この先、13日(水)頃までは晴れて、所々で最高気温25℃以上の夏日となりそうです。ただ、14日(木)からは曇りや雨で、16日(土)は東京の最高気温13℃と、3月上旬並みの予想です。
季節先取りの暑さから一転、寒の戻りとなるため、体調管理に注意して下さい。
4月 朝と日中の気温差も大
4月は日々の気温差に加え、一日の中でも気温差が大きいのが特徴です。日較差(最高気温と最低気温の差)が10℃以上ある日を、東京を例にしてみると、1年の中で4月が最も多くなっています。気温差5℃で洋服1枚分違うため、10℃だとなんと2枚分も違う事に。昼間はシャツ1枚で過ごせても、朝晩はジャケットや薄手のコートが必要となります。
4月は天気が変わりやすく、気温の変動も大きくなります。加えて、新しい環境で疲れがたまり体調を崩しやすくなる時期です。毎日の天気予報をこまめにチェックし、日々の変化に対応していきたいですね。
ラリー遠田
ラリー遠田
沖昌之
小島よしお
