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九州など早い所では、まもなく桜開花となるでしょう。季節先取りの暖かさは、17日まで続く見込みです。そのあとは、寒の戻りとなり、最高気温は九州から関東で10℃くらいの日があるなど、昼間も冬物が必要な日は、まだありそうです。

17日~23日

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17日は、本州付近は大陸から張り出す高気圧に覆われる見込みです。九州から関東は、日差しが届く所が多いでしょう。東北と北海道では、日本海側を中心に雪や雨が降る見込みです。最高気温は、九州から関東は20℃くらいまで上がる所があり、4月並みの所が多いでしょう。桜のつぼみも膨らみそうです。日本気象協会が、10日に発表した「2022年桜開花予想(第5回)」では、今年の桜の開花は、全国トップは本と愛媛県の宇和島で3月20日です。ここ最近の季節先取りの気温で、桜のつぼみも、だいぶ膨らんでいる所もあり、まもなく桜開花の便りが次々に届きそうです。

18日から20日にかけて、低気圧が発達しながら、九州から本州の太平洋沿岸を通り、千島近海に進むでしょう。広く雨が降り、甲信や関東北部の山沿い、東北、北海道は雪になる見込みです。降り方が強まり、大雨になる所もあるでしょう。広く風が強めに吹き、荒れた天気になる恐れもあります。低気圧の発達の程度等によっては、⼤荒れや⼤しけ、警報級の⼤⾬になる可能性もあります。最新の気象情報をご確認ください。

この低気圧の通過したあとは、日本付近に寒気が流れ込むでしょう。北陸から北海道の日本海側を中心に、日本海から雪雲が流れ込む見込みです。季節先取りの暖かさは続かず、最高気温は、九州から関東でも、10℃くらいになる日があるなど、寒の戻りになるでしょう。昼間でも、まだコートやセーターなどが必要な日はありそうです。

低気圧が通過したあとは、次第に大陸から本州付近に前線が延びる見込みです。広く晴れることはなく、23日頃に再び、低気圧が日本付近を通過する可能性もあります。予報にはまだ幅がありますが、23日頃は広く雨や雪が降り、風が強まることも考えられます。

24日~29日

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24日から29日、この期間も、気圧の谷の影響で広く雨が降ることがあるでしょう。最高気温は、平年並みの日が多く、寒さが続くことや、急に季節先取りの暖かさになることはなさそうです。