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きょう28日(月)の花粉飛散量は、中国と四国で「やや多い」予想で、九州では「多い」所も。また、関東など「少ない」地域でも、花粉に敏感な方は症状が出る可能性あり。マスクに加えてメガネも使うなど、対策を。

晴れて暖かい スギ花粉の飛散が本格化

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日本付近は高気圧に覆われて広い範囲で晴れる見込みです。最高気温は平年並みか高く、関東から西では15℃~18℃くらいの所が多い予想。この暖かさで、花粉の飛ぶ量が増えそうです。

花粉飛散のピークを迎えつつある九州では、北部を中心に「多い」予想。四国はやや多く、中国地方も山陽でやや多く飛ぶ所があるでしょう。近畿や東海でも、奈良や静岡を中心にやや多く飛ぶ所がありそうです。関東など、少ない予想の所でも、花粉に敏感な方は症状が出る可能性があるため対策を心がけてください。

外出時の花粉対策

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外出時の花粉対策のポイントは、以下の3つ。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク

マスクを着用すると、花粉を吸いこむ量をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選びましょう。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ 衣類の工夫

一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

また、家の中に花粉を持ち込まないことも大切です。帰宅時は、家に入る前に髪や服についた花粉を払い落とすようにしてください。また、外に干した洗濯物は、しっかり払ってから取り込みましょう。