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きょう(16日)、広島地方気象台は中国地方の1か月予報を発表しました。

それによると、この先一週間は寒暖の差が大きいものの、過ごしやすい日が多いでしょう。

しかし、クリスマスのころからはシベリアからの強い寒気が流れ込みやすくなり、1月前半にかけて寒さの厳しい日が多くなる見込みです。

1週目(12月18日~12月24日) 寒さは一時的 この時季にしては暖かい日が多い

18日から19日(日)にかけては冬型の気圧配置が続き、山陰や山沿いを中心に雪や雨が降るでしょう。しかし、冬型の気圧配置は一時的で、20日から24日にかけて山陽は晴れる日が多い見込みです。山陰は雲が広がりやすいものの、天気の大きな崩れはないでしょう。

朝晩は冷え込みますが、日中はこの時季にしては暖かくなる見込みです。

2週目(12月25日~12月31日) 一転して寒さが厳しく 年末寒波となるおそれも

一転して冬型の気圧配置が現れやすくなり、季節風が強まって、荒れた天気になる日もあるでしょう。

これまでは、寒くなっても一時的なものでしたが、この期間は冬型の気圧配置が長続きし、今シーズン初めての寒波となるおそれがあります。

西寄りの季節風と共にシベリアからの寒気が流れ込むため、山陰だけではなく、山陽の西部(山口県や広島県の西部)でも雪の降る日がある見込みです。

帰省などで人の動きが激しくなるころですが、大雪や強風などで交通機関への影響が出ることも考えられます。お出かけの際には、気象情報とともに、交通情報にも注意が必要です。

3~4週目(1月1日~1月14日) 新年は寒の内らしい寒さが続く

新年になっても冬型の気圧配置になる日が多く、シベリアからの寒気が断続的に中国地方へと流れ込む見込みです。

山陽は東部を中心に晴れる日が多くなりますが、日差しはあっても寒さの厳しい日が多いでしょう。

山陰は雪や雨の降る日が多く、まとまった雪の降る日もある見込みです。スキー場にとっては、恵みの雪になりそうです。

ただ、インフルエンザの流行する時期になるため、健康の管理には十分にご注意ください。