メイン画像
メイン画像

きょう12日(金)の夜は、「おうし座北流星群」が極大を迎えます。観察には、午後9時以降が好条件となりそうです。北海道から九州にかけて、太平洋側は晴れる所が多いでしょう。足元から冷えますので、暖かくして夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

こんやの天気は?

画像A
画像A

きょう12日(金)の夜は、「おうし座北流星群」が極大を迎えます。火球と呼ばれる明るい流星が多く流れ、偶然目にすることも多い流星群のようです。流星は一晩中流れますが、放射点が高くなる午後9時以降が好条件です。

観察時間ですが、特に都市部ではそれほどたくさんの流星が見えるわけではありませんので、15分間程度は観察を続けるのがよいでしょう。また、屋外の暗さに目が慣れるまで、しばらく待つことも必要です。

気になる天気は、北海道から九州にかけての太平洋側はおおむね晴れる見込みです。ただ、空気がヒンヤリして、足元から冷えそうです。暖かくして観察を楽しんでください。

日本海側は曇りや雨の所が多いでしょう。

流れ星を見つけるコツは?

流れ星を見つけやすくするには、主に次の4つのポイントがあります。

① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。

② できるだけ空が広く見渡せる場所を選びましょう。

③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

④ 月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明りに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。