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30日月曜朝は、北陸から北で雨雲が発達していて、北海道では「激しい雨」を観測した所もあります。午後は、関東や東北南部(福島県)で、雷を伴って「バケツをひっくり返したような雨」が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうにご注意ください。

北陸から北で 雨雲発達中

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30日月曜の朝は、暖かく湿った空気が流れ込んているため、北陸から北の所々で、雨雲が発達しています。

北海道上ノ国町石崎では、3時55分までの1時間に37.5ミリの「激しい雨」を観測しました。また、石川県輪島市では、4時43分までの1時間に25.5ミリの「強い雨」を観測しています。

北陸から北では、日中から夜にかけても、あちらこちらで雨や雷雨となるでしょう。落雷や突風、急な強い雨に、注意が必要です。

午後は 関東や東北南部(福島県)で 発雷確率が高い

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一方、30日月曜の午後、特に、雨の降り方に注意が必要なのは、関東や東北南部(福島県)です。上空の寒気と、日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定になるため、雨雲や雷雲が発達しやすくなるでしょう。

発雷確率を見ますと、関東の内陸部や北部を中心に、確率が高いことを示す赤いエリアで、福島県でも、一部、黄色のエリアとなっています。

関東や東北南部(福島県)では、局地的に、バケツをひっくり返したような「激しい雨」や、滝のような「非常に激しい雨」が降るおそれがあります。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性がありますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷、竜巻などの激しい突風にも、注意が必要です。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。

②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。

③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。