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8月11日0時から17日9時までの総雨量は、佐賀県や長崎県で1000ミリを超えている所があり、佐賀県嬉野市では、わずか1週間で、平年の年間雨量のおよそ5割に達しています。九州では特に、土砂災害の危険が高まっています。厳重な警戒を続けて下さい。

わずか1週間で1000ミリを超える雨

8月11日から、本州付近に前線が停滞し、九州を中心に大雨になっています。

8月11日0時から17日9時までの総雨量は、佐賀県嬉野市で1153.0ミリ、長崎県長崎市長浦岳で1130.5ミリ、長崎県雲仙岳で1108.5ミリを観測しています。嬉野市では、わずか1週間で、平年の年間雨量のおよそ5割に達しています。

九州~東北 18日にかけて大雨の恐れ

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17日も、本州付近に前線が停滞し、対馬海峡付近の前線上の低気圧が東北東へ進むでしょう。18日にかけて、低気圧は日本海に進み、前線は北海道付近まで北上する見込みです。低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。

九州から東北では、18日にかけて大雨になる恐れがあります。前線は20日頃にかけて日本付近に停滞し、広く雨が降りやすい状態が続くでしょう。

引き続き土砂災害に厳重警戒

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九州では特に土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。九州では17日夕方にかけて断続的にカミナリを伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。