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5日(木)頃をピークに、お盆の頃までは平年を上回る暑さが続きそう。熱中症になった時の対処方法は?

熱中症情報 危険・厳重警戒

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あす4日(水)の熱中症情報では、九州から東北で「危険」、沖縄と北海道は「厳重警戒」となっています。

「危険」は、外出はなるべく避け、涼しい室内に移動。特別の場合以外は運動を中止する。

「厳重警戒」は、外出時は炎天下を避けて、室内では室温の上昇に注意。激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。とされています。

あさって5日(木)頃をピークに、最高気温は35度以上の猛暑日地点が増えそうです。しかも今後2週間程度は、厳しい暑さが続くでしょう。少なくとも、お盆の頃までは昼夜を問わず蒸し暑くなり、体にこたえそうです。

一日の気温の変化

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あす4日(水)の東京都心の最高気温は35℃と、猛暑日が予想されています。午前9時頃には気温が30℃を超えて、午後2時には35.4℃。午後7時頃になってようやく30℃を下回るでしょう。1日のうち約12時間程度が30℃以上になりそうです。

買い物などで外出する際は、暑い時間帯を避けると良いでしょう。また夜から朝にかけても25℃以上と、寝苦しさが続きそうです。寝る前にはコップ一杯の水を飲み、寝る時も冷房を使用するなど対策が必要です。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。