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きょう3日とあす4日の夜は「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、天気をまとめました。

見られる地域や時刻は?

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国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、きょう3日とあす4日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。きょう3日は20時11分頃から、あす4日は19時24分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは5分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

今夜の天気

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今夜は北海道は所々に雨雲がかかりますが、太平洋側を中心に晴れるでしょう。東北の日本海側や北陸、関東、東海は平地では大体晴れて、「きぼう」を見られる所が多くなりそうです。近畿から九州は曇りや雨の天気でしょう。ただ、四国の太平洋側などで雲の切れ間がありそうです。沖縄は雲に覆われ、所々で雨が降るでしょう。

あす夜の天気

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あす4日の夜は北海道は雨雲がかかり、観測にはあいにくの天気です。東北から近畿は山沿いを中心に雨雲がかかりますが、平地では晴れる所が多く、「きぼう」を見られるチャンスがあります。(中国から沖縄は最大仰角が10°未満です。)

夏休み、お子さんと一緒に是非「きぼう」を探してみてください。