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あす16日も西日本や東日本では、局地的に「非常に激しい雨」や「激しい雨」が降るでしょう。土砂災害や川の増水に警戒が必要です。

きょう(15日)午後も局地的に雨雲発達

きょう(15日)も大気の状態が非常に不安定になっていて、この時間も西日本から東日本の所々で雨や雷雨となっています。1時間降水量は、鹿児島県薩摩川内市の八重山で、午後4時05分までに51.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。また、鹿児島県曽於市では、午後4時40分までに47.5ミリを観測し、そのほか、福岡県や京都府でも激しい雨を観測しています。

あす(16日)も非常に激しい雨

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あす(16日)も、西日本や東日本は、上空の冷たい空気や、日中気温が上がる影響で、大気の非常に不安定な状態が続く見通しです。西日本や東日本では、山沿いの地域を中心に、あすにかけてカミナリを伴った非常に激しい雨が降るでしょう。

あす(16日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で

四国で200ミリ、

九州北部、九州南部で120ミリ、

東海、近畿、中国地方で80ミリ、

関東甲信で60ミリ となっています。

これまでの大雨により、土砂災害の危険度の高まっている所があります。土砂災害や、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。

2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。

3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。

4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。