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27日(木)は梅雨前線や低気圧の影響で、西日本を中心に大雨の恐れ。28日(金)以降は、晴れ間が出て厳しい暑さとなる所が多くなりそう。熱中症対策は万全に。関東甲信の梅雨入りは6月に入ってからの可能性も。

1週目(25日~31日) 26日は皆既月食 27日は大雨に注意

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26日(水)の日中は高気圧に覆われますが、西から前線が近づくでしょう。26日(水)の夜は、皆既月食と今年最大の満月が見られますが、沖縄と、九州北部から関東、東北、北海道は晴れる所が多く、観察することができそうです。九州南部は雨の降る所があるでしょう。

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27日(木)は、西からのびる梅雨前線上に低気圧が発生し、日本付近を通過する見込みです。このため、梅雨前線や低気圧の影響で、九州から東北にかけて広く雨が降り、局地的に降り方の強まる恐れがあります。雨雲レーダーなど、最新の気象情報を確認してください。

28日(金)から31日(月)は、梅雨前線が沖縄・奄美から日本の南に停滞する見込みです。沖縄・奄美は梅雨空が続きますが、九州から東北では晴れ間の出る日が多いでしょう。最高気温は平年より高く、広い範囲で夏日となりそうです。一方、北海道は気圧の谷の影響で雨が降りやすく、昼間でも風がヒンヤリするでしょう。

2週目(6月1日~7日) 梅雨の晴れ間は熱中症に注意

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6月は、九州から北海道で晴れのスタートとなりますが、2日(水)から3日(木)ごろは、梅雨前線の影響で雨の降る所が多いでしょう。4日(金)から6日(日)は広く晴れる見込みです。梅雨入りしている九州から東海では、梅雨の中休みとなり、厳しい暑さとなるでしょう。沖縄は梅雨空が続く見込みです。

関東甲信は27日(木)の雨で梅雨入りとなるかもしれませんが、その後、晴れ間が出るため、平年並み(6月7日頃)程度になることも考えられます。北陸と東北も6月に入ってからの梅雨入りとなりそうです。

晴れ間の出る日は、最高気温が30℃くらいまで上がって、厳しい暑さとなる所が多いでしょう。急な暑さは熱中症の危険が高まります。なお、曇りや雨の日でも、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなるため、熱中症になることがあります。

気温だけでなく湿度も確認して、こまめに水分を補給するなど、熱中症に気をつけてください。