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14日、東京で桜が開花。「桜が咲くとスギ花粉はそろそろ終わり」ともいわれます。この先、1週間はまだ「非常に多く」飛散する予想ですが、3月下旬にはピークは越えそうです。一方、ヒノキ花粉の飛散が本格化するでしょう。

スギ花粉のピークは終盤?

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広島、福岡に続き、きょう14日は東京で桜が開花しました。これまで最も早かった昨年と同じ14日で、統計開始以来、1位タイの早さでした。その後、長崎でも桜が開花しています。

「桜が咲くと、そろそろスギ花粉のピークは終わり」ともいわれますが、実際には桜が満開の頃になるとスギ花粉のピークが終盤になることが多いようです。

この先1週間はまだ、東海や関東は花粉が「非常に多く」飛ぶ日が多く、万全な対策が必要な状況が続きそうです。ただ、3月下旬になると次第にスギ花粉のピークは越えて、少しホッとできるでしょう。北陸や東北では3月いっぱいはピークが続く予想です。

ヒノキ花粉に要注意

スギ花粉が落ち着くと、今度はヒノキ花粉の飛散が本格化します。東京都心でも3月上旬にヒノキ花粉が飛散開始しています。

ヒノキ花粉のピークは九州では4月上旬にかけて、四国、中国、近畿では3月下旬から4月上旬となる予想です。関東は4月上旬から中旬にかけてとなりそうです。ヒノキ花粉で症状のある方はしっかりとした対策が必要です。

なお、北陸と東北は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはないでしょう。