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東北は大雪のピークは過ぎましたが今週中頃にかけて気温が上昇する見込み。屋根から落ちる雪や雪崩により一層の注意を。

今週の中頃にかけて気温上昇

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東北地方の大雪の峠は越えたものの、この先も上空の寒気や気圧の谷の影響ですっきりしない日が多く、日本海側を中心に雪や雨の降る日が多い見込みです。ただ、これまでのような広い範囲での大雪の可能性は低く、24日(木)頃にかけて気温が高くなるため雨が降る日もあるでしょう。12月としては記録的な積雪になった所があるなか、急な気温の上昇や雨によって雪が緩むため、屋根から落ちてくる雪や雪崩などにより一層の注意が必要です。

ご面倒でも…雪下ろしは命綱、ヘルメットなどを

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日本海側を中心に連日の雪下ろしが大変だと思いますが、今週は雪が緩むため今まで以上に気を引き締めて取り掛かっていただきたいです。改めて基本的なことを確認しましょう。

・作業は2人以上で声を掛け合う

・ヘルメットや命綱を使う

・屋根に積もった雪やつららが落ちることがあるため軒下は避ける

・はしごはしっかり固定する

・万が一屋根から落ちても衝撃を和らげるために屋根の下に雪を残す

・万が一落下して雪に埋もれても助けを呼べるように携帯電話をポケットに入れておく

スキー場には恵みの雪

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宮城県蔵王町にあるすみかわスノーパークでは20日(日)、パウダースノーが降り積もりました。多い所では約160cm、山麓でも110cmほどの積雪があり、先週のオープンからすぐに滑れるようになっています。

今週末からは樹氷ツアーも始まる予定で、スキー場の方は今年の雪でアイスモンスターとも呼ばれる樹氷が成長していくことを期待していました。そのほかのスキー場の情報はtenki.jpスキー場・天気積雪情報からご確認いただけます。