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久しぶりに日差しが届き、午後は青空が広がったきょう19日の関東地方。日照時間は今月2日以来の6時間超。4連休までに梅雨明けがあるのか?週間予報で紐解く。

日照時間6時間超 久しぶりの晴天!

久しぶりに日差しが届き、午後は青空が広がったきょう19日の関東地方。東京都心では日照時間が今月2日以来17日ぶりに6時間を超えました。しばらくグズグズ天気が続いていましたので、気分も少しはスカッと晴れ渡ったのではないでしょうか。

迫る"海の日"梅雨明けとどちらが早い?

きょうの日差しや青空で、「梅雨明けが近いのでは?」と感じた方もいるかと思います。例年なら7月第3月曜日は「海の日」で、梅雨明けも平年なら21日ごろなので、そう感じるのも頷けます。そこで海の日が施行された1996年から去年2019年までの24年間で、「海の日」と関東甲信の「梅雨明け」でどちらが早かったか調べました。

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図で青く塗られた年が「海の日」より「梅雨明け」が遅れたことを示します。過去24年のうち8回は「海の日」より「梅雨明け」が遅れ、そのうち1998年と2003年、2007年は8月に入ってようやく本格的な夏到来となりました。先月11日の梅雨入りから、天気も気分も湿っぽくうんざりする日々が続く2020年の梅雨。現段階で出口が見えるのか?今年の「海の日」の7月23日までに梅雨が明けるのか?週間予報で確認します。

(※海の日は1996年から2002年までは7月20日。2003年から第3月曜日になり、年により変動)

週間予報 関東甲信

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あさって(21日)は、日本海の動きの遅い低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込むでしょう。このため、関東甲信地方は雲が広がり、次第に雨の降る所が多くなる見込みです。その後、低気圧から延びる寒冷前線が東日本を通過するでしょう。22日水曜日は関東甲信地方の広い範囲で雨が降り、前線が通過するころは局地的に雷を伴って雨脚が強まる所がありそうです。23日木曜日からの4連休は関東南部では晴れ間がありますが、北部や甲信地方では雨の降る日が多く、ぐずついた天気は週末にかけても続くとみられます。関東甲信地方の梅雨明けは平年では7月21日ごろですが、今年は去年に次ぐ平年より遅い梅雨明けとなりそうです。(去年は7月24日ごろ)

※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。