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あす16日(木)までは、前線は本州の南にいったん離れて、雨は小康状態になるでしょう。ただ、17日(金)からは前線が本州付近をジワリジワリと北上する見込みです。18日(土)と19日(日)は、前線が本州付近で活動が活発になるおそれがあり、再び激しい雨の降る所もあるでしょう。

あす16日(木) 雨はいったん小康状態

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西日本では、平年ですとそろそろ梅雨明けを迎える頃です。ただ、沖縄で梅雨明けしているほかは、どこも梅雨明けの発表がありません。奄美地方ではきょうも梅雨明けの発表がなく、最も遅い梅雨明けになりそうです。これまでで最も遅かったのは、1983年と2010年の7月15日です。

あす16日(木)は、前線が本州の南へいったん離れる見込みです。

前線に近い沖縄や奄美、九州は雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。奄美ではカミナリを伴った激しい雨の降る所がありそうです。四国や近畿、東海では雲が多いですが、晴れ間の出る所があるでしょう。北陸や関東甲信、東北は低気圧の影響で、雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうです。北海道は雲が多いものの、晴れる時間もあるでしょう。

週末 前線が本州付近まで北上

17日(金)は、再び梅雨前線が本州付近まで北上してくる見込みです。

九州から関東甲信、東北は雲に覆われ、雨の降る所があるでしょう。前線に近い九州南部や関東では、局地的に雨脚が強まりそうです。

18日(土)から19日(日)にかけて、前線は本州付近に停滞する見込みです。

前線の活動の程度によっては、九州から東北にかけて、再び大雨になるおそれがあります。少しの雨でも、すでに被害が出ている地域では新たな災害が発生することも考えられます。今後も土砂災害などに厳重に警戒し、気象台や自治体から発表される情報にご注意ください。

週明け後は 梅雨明けの可能性

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週明け以降は、夏の太平洋高気圧の勢力が強くなってくる見通しです。各地に記録的な雨をもたらした梅雨前線は、さらに北上する見込みです。西日本では20日(月)頃からは、晴れ間のでる所がありそうです。このタイミングで、梅雨明けとなる可能性もあります。

ただ、梅雨明け後は、強い日差しと共に気温が上ります。今年は特に体が暑さに慣れていないため、いつも以上に熱中症対策を万全にする必要があります。暑さに負けない体作りをいまのうちにしておきましょう。