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きょう(4日)は広く晴れて、気温が上昇。近畿や北陸などはきのうよりも暑くなり、内陸を中心に30度以上の真夏日の所も。一方、九州南部と奄美はすでに大雨となっている所があり、土砂災害に警戒が必要です。

九州南部・奄美 大雨による災害に警戒

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九州南部と奄美付近には梅雨前線が停滞し、大雨となっています。引き続き、土砂災害に警戒が必要です。

けさ(4日)午前7時前までの48時間の降水量は、十島村中之島で300ミリを超えるなど、すでに大雨になっている所があります。

きょうも雨が降り続き、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨や、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。雨の降り方がいったん弱まっても、次々と発達した雨雲がかかります。昼前後は、特に活発な雨雲や雷雲が通過する見通しです。

発達した雷雲の下では、竜巻などの突風や落雷のおそれがあります。またアンダーパスなどの道路の冠水や川の増水などにも注意して下さい。

晴れる所は 強い日差しと暑さに注意

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沖縄と九州北部、中国・四国から関東は、広い範囲で晴れるでしょう。

昼頃にかけて雲の多い所もありますが、日中は各地で日差しがありそうです。特にすっきり晴れるのは北陸などの日本海側。強い日差しが照りつけそうです。

暑さも続きます。

最高気温は、沖縄で30度超え。真夏並みの暑さに加えて、湿気が多く、まとわりつくような暑さに感じられるかもしれません。

九州北部や中国・四国から関東は、30度前後まで気温が上がり、内陸を中心に30度以上の真夏日が予想されています。今年初めて、全国のアメダス地点で、真夏日の所が100地点を超える見込みです。適度に冷房を使う、こまめに水分をとるなど、熱中症に注意してお過ごし下さい。

北日本は天気下り坂

東北と北海道は低気圧が近づくため、天気が下り坂です。

昼頃まで広く晴れますが、午後は日本海側から雲が増えてくるでしょう。暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるため、局地的に雨雲が発達しそうです。あちらこちらで雨が降り、雷を伴ってザッと雨脚が強まる所もありそうです。落雷や、突風、ヒョウなどに注意して下さい。

また南よりの風が強まって、気温が上がるでしょう。最高気温は、東北では25度以上の夏日の所が多く、30度近くまで上がる所も。北海道も内陸ほど気温が高く、旭川は27度くらいと7月下旬並みに。

暑さ対策もしっかりして下さい。