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きょう18日(月)、前線の活動が九州付近で活発になっており、再び大雨のおそれがあります。今夜初め頃にかけて九州は発達した雨雲が次々と流れ込み、雷を伴い局地的に激しい雨が降るでしょう。九州は、先週15日(金)から断続的に雨が降り、地盤が緩んでいる地域があります。土砂災害に十分に警戒して下さい。

午後も局地的に非常に激しい雨

きょう18日(月)は、九州付近で前線の活動が活発になっています。きょう午前、鹿児島県鹿児島空港で1時間に48.5ミリ、宮崎県えびの高原で38.0ミリなど一時激しい雨が降りました。

きょうは九州付近に延びる前線に向かって、台風1号から変わった熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込むしょう。また、黄海付近の低気圧から延びる前線が、今夜遅くに九州北部を通過する見込みです。

きょうの九州は大気の状態が非常に不安定で、まるで梅雨の時期のような雨の降り方になります。今夜初め頃まで局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨や、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、再び大雨のおそれがあります。発達した積乱雲の下では、落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意下さい。

多い所はすでに300ミリ超え 土砂災害に厳重警戒

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九州は、先週15日(金)から前線や湿った空気の影響を受けて、断続的に雨が降っています。15日(金)の降り始めからの雨量は、九州南部の多い所は200ミリを超えて、300ミリに達している所もあり、すでに平年1か月の雨量を超える雨が降っています。九州北部も多い所は200ミリ超える雨が降るなど、これまでの大雨で地盤が緩んでいます。午後も降り続く雨で、土砂災害が発生しやすくなりますので警戒して下さい。

特に、現在、鹿児島県の薩摩川内市など土砂災害の危険度が高くなっている地域があります。裏山や崖の近くなどにお住まいの方は、周囲の状況に注意して早めに安全な場所に避難しましょう。避難が難しい場合は、できるだけ斜面から離れた場所で身の安全を確保しましょう。