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5日(火)は立夏で、暦の上では夏の始まり。ですが、本格的な夏はまだ先、最高気温は平年より低くなる日があるでしょう。9日(土)は広く雨が降り、荒れた天気になる恐れがります。

あす「立夏(りっか)」

5日(火)は、二十四節気のひとつ「立夏(りっか)」、暦の上では夏の始まりです。今月2日(土)をピークに日本付近に暖気が流れ込み、仙台市や名古屋市など、最高気温が30度以上の真夏日になりました。ですが、本格的な夏はまだ先です。7日(木)にかけて日本付近に寒気が流れ込むでしょう。

5日(火)~7日(木)の天気

5日(火)から7日(木)にかけて、高気圧が本州付近を東へ移動する見込みです。晴れる所が多いですが、関東付近では、湿った空気の影響で雨雲がわくでしょう。北海道や東北北部も6日(水)は、気圧の谷の通過で雨が降る所がある見込みです。

上空1500メートル付近で0度以下の寒気が北海道付近に流れ込み、北海道や本州の上空の気温は平年より4度ほど低くなるでしょう。最高気温は、北海道から中国地方にかけて、平年並みか低い所が多い見込みです。一方、暖気に覆われたままの四国や九州では、平年並みか高い所が多いでしょう。

8日(金)の天気

8日(金)は、高気圧の中心は日本の東に離れる見込みです。雨雲の元である暖かく湿った空気が、高気圧の縁を回って日本海に流れ込むでしょう。日本海で寒気と暖気がぶつかり合い雲が発達する見込みです。発達した雨雲はまだ日本海で、日差しが届く所が多いでしょう。最高気温は平年並みか低い所が多い見込みです。

9日(土) 荒れた天気に

暖かく湿った空気は、9日(土)にかけて、本州に流れ込みます。広く雨が降り、九州から関東を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。道路が川のようになるくらいの雨が降ることもあり、雨の量が多くなる恐れがあります。側溝の掃除をしておくなど、家の周りの水はけを良くしておくとよいでしょう。雨だけでなく、南風も強まり、荒れた天気になる恐れがあります。最高気温は、平年並みの所が多い見込みです。