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4月最初の金曜は広く晴れますが、服装選びに注意が必要です。東北の日本海側は午後は落雷や突風、ひょう、急な強い雨に、お気をつけ下さい。

【天気のポイント】東北の日本海側だけは 大気の状態が不安定

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3日金曜の朝は、本州付近は高気圧に覆われてきたため、北海道から中国、四国の広い範囲で晴れています。午前3時の天気は、札幌市や仙台市、東京都心、名古屋市、大阪市、高松市で「快晴」、広島市は「晴れ」でした。また、2日木曜は、全国的に冷たい風が強く吹きましたが、強い風もおさまってきました。

今夜にかけても、本州付近は高気圧に覆われるため、広い範囲で、穏やかに晴れるでしょう。昼間は春の柔らかな日差しに包まれて、洗濯日和や布団干し日和の所が、多くなりそうです。

ただ、天気のポイントは「東北の日本海側だけは、大気の状態が不安定」ということ。湿った空気が入るので、局地的に雨雲やカミナリ雲が発達しやすくなりそうです。ゴロゴロと聞こえたり、急に暗くなったり、冷たい風が吹いたりしたら、カミナリ雲が近づくサインです。落雷や突風、ひょう、急な強い雨に、十分お気をつけ下さい。

【気温のポイント】朝と昼 重ね着で調節して

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そして、気温のポイントは「朝晩と日中の気温差が大きい」ということです。朝は、晴れていることにより、地面付近の熱がどんどん空へ逃げているので、2日木曜より冷えている所が多くなっています。午前6時までの最低気温は、長野市では8日ぶりに氷点下になりました。

昼間は、日差しが気温を押し上げるでしょう。2日木曜よりも風が弱まるぶん、風の冷たさもなさそうです。日なたでは、春の暖かさを実感できるでしょう。関東から九州では、最高気温が20度近い所が増えそうです。東京都心では、最低気温と最高気温の「差」が、15度近くになるでしょう。気温が5度違うと、服装1枚分に相当すると言われています。何を着るか、洋服に迷う時期ですが、重ね着で上手に調節して下さい。