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九州は、1月31日(金)から所々でスギ花粉の飛散が始まりました。まだ、飛散数はわずかですが、2月暖かな陽気が増えてくると一気にスギ花粉の飛散が増えるおそれがあります。花粉症の方は早め医療機関にかかるなど備えておきましょう。

スギ花粉飛散開始

九州は、スギ花粉のシーズンが始まりました。各医療機関の観測データによると、1月31日(金)に福岡県と大分県で、2月1日(土)に長崎県や本県で、スギ花粉が所々で飛び始め飛散開始となりました。

飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上の花粉が2日以上観測された最初の日をいいます。

2月も高温傾向が続く見込みですが、暖かい日が増えてくると、スギ花粉の飛散が急増するおそれがあります。スギ花粉の飛散は、2月下旬から3月上旬頃にピークを迎える見込みです。スギ花粉が終わる頃、ヒノキ科の花粉が3月中頃から飛び始めるでしょう。

九州は花粉シーズンに突入しましたので、花粉症の方は早めに対策をしておきましょう。

今春の花粉飛散予想

日本気象協会の今春の花粉飛散予想は、九州は各地とも例年より「非常に少なく」、昨シーズンより「非常に少ない」見込みです。

花粉を作る雄花の花芽は前年の夏にできますが、昨年の夏は気温が平年よりやや低く、曇りや雨が多くなったことから、花芽の数が少なくなったもの思われ、それに伴って今春の花粉は非常に少ないと予想されます。

大飛散となった昨シーズンより幾分過ごしやすくなりますが、非常に少ない飛散数とはいえ、花粉症の方は症状がでる可能性がありますので、油断せずに対策を行いましょう。