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今日(10日)の北海道は、各地で気温が高くなり、午後3時までの最高気温は、札幌で10.2度、函館で10.0度など、2ケタとなった所もありました。

明日(11日)も高めの気温が予想されていますが、もし札幌で明日も10度以上となれば、12月中旬としては1991年以来28年ぶりの記録的な暖かさとなります。

12月の2ケタ気温 ほとんどが上旬

今日は、北海道の北を低気圧が進んだ影響で、南からの暖かい空気が北海道付近に流れ込み、各地で気温が上がりました。

午後3時までに道内で最も気温が高くなったのは、網走地方の美幌で11.5度。その他、札幌や函館などでも最高気温は10度以上となりました。

札幌で12月に最高気温が10度以上まで上がることは昨年(2018年)までの10年間でも9回あるなど、極端に珍しいことではありません。

しかし、12月上旬(~10日)に観測されることがほとんどで、過去10年の9回の観測も、全て12月上旬でした。

明日(11日)から12月中旬に入りますが、明日も夜にかけて暖気が入る影響で気温が高く経過します。

全道的に11月上旬から中旬並みの最高気温が予想されており、ひと月ほど前の陽気となる見込みです。札幌でも最高気温は今日と同じくらいの10度となっています。

もし札幌で12月中旬に10度以上の気温が観測されれば、1991年12月17日に10.2度を観測して以来、28年ぶりのこととなります。

明後日は一時的に寒気が

明日の夜から明後日(12日)にかけて前線を伴った低気圧が北海道付近を通過し、その後は一時的に寒気が流れ込む見込みです。

そのため、明後日は気温が右肩下がりとなりそう。日中以降は今日、明日のような暖かさは感じられない見込みです。外出の際は服装選びに注意した方がよいでしょう。

また、寒気の影響で午後は日本海側で雪の降る所が多くなります。低気圧の発達の仕方によっては雪や風が強まる恐れもあるため、最新の気象情報に注意が必要です。