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今日(20日)、稚内地方気象台で利尻山の初冠雪が観測されました。平年より13日早く、昨年に比べて23日も早い観測で、統計2番目に早い記録となりました。
気象台による初冠雪の観測としては、今シーズン初めてとなります。

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北海道では上空に流れ込んだ強い寒気の影響で、一昨日18日の夜から標高の高い山では雪の降った所もありました。
そして、今日(20日)の午後3時過ぎに、稚内地方気象台は利尻山の初冠雪を観測しました。平年より23日も早く、統計史上2番目に早い記録となりました。(最も早い記録は2014年の9月17日)
気象台の観測としては、今シーズン全国初の初冠雪の便りとなりました。
初冠雪とは、その年の8月以降に、気象観測所から山に雪がかかっていることを目視で確認できた最初の日のことをいいます。
「目視で確認できること」が条件のため、実際に山頂で積雪があったとしても、山に雲がかかっているなどして観測所から目視で冠雪を確認できない場合は冠雪にはなりません。
昨日から今日の昼頃にかけては、利尻山周辺からなかなか雲が取れず、山頂の姿が確認しづらい状態が続きました。そのため、雪は昨日の段階でも積もっていましたが、気象台による目視確認が出来ず、初冠雪の観測としては今日、ということになりました。