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きょう24日(水)午前11時に、九州南部と九州北部地方で梅雨明けの発表がありました。九州南部は平年より10日遅く、九州北部地方は平年より5日遅い梅雨明けです。ことしの九州の梅雨の特徴としては、九州南部を中心に梅雨前線の影響を受けやすく降水量が多くなりました。また、九州北部は6月は少雨傾向でしたが、7月に入って雨の日が多くなり、記録的な大雨となった所もありました。

九州 平年より遅い梅雨明け

きょう24日(水)午前11時に、九州南部と九州北部地方で梅雨明けの発表がありました。九州南部は平年(7月14日)より10日遅く、昨年(7月9日)より15日遅い。九州北部地方は平年(7月19日)より5日遅く、昨年(7月9日)より15日遅い梅雨明けです。

九州南部は降水量多く、九州北部は6月少雨、7月雨の日多かった

上のグラフは福岡市、本市、鹿児島市の6月1日から7月23日までのことしの降水量と、6・7月の平年の降水量を比較したものです。
鹿児島市はことし6月1日から7月23日の降水量が1200ミリ近くに達し、平年の155パーセントと平年より多い降水量でした。ことしの梅雨は九州南部を中心に梅雨前線の影響を受けやすく、6月28日~7月4日にかけては九州南部を中心とした記録的な大雨となりました。
福岡市は6月は少雨が続きましたが、7月に入って雨の日が多くなりました。7月18日から22日にかけては梅雨前線や台風5号周辺の湿った空気の影響で九州北部で局地的に記録的な大雨となり、長崎県対馬と五島地方に大雨特別警報も発表されました。
熊本市は6月・7月ともにほぼ平年並みの降水量でした。

梅雨明け後は厳しい暑さ続く

九州は今回の梅雨の記録的な大雨により、大雨被害を受けた地域があります。復旧作業が続く所もありますが、これからは連日厳しい暑さとなりますので体調管理には十分ご注意ください。