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東京都心の最高気温は、9日(火)で5日連続25度未満に。7月において5日以上連続で25度未満は、1993年以来26年ぶり。

関東 きょうも冷涼な空気の流れ込み続く

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6月28日頃から、夏の太平洋高気圧は、本州付近への張り出しが弱くなっています。一方で、オホーツク海高気圧が出現し、北日本付近へ張り出すようになりました。
関東地方には、オホーツク海高気圧から吹き出す冷涼な空気の流れ込みが続いています。東京都心の最高気温は、7月5日から25度に届く日はなく、9日(火)も、午後3時までの最高気温は21度8分でした。25度未満の日が5日連続したことになります。東京都心で、7月に25度未満が5日以上連続するのは、1993年以来26年ぶりです。※1993年は、8日連続でした。

1993年の夏といえば

1993年の夏といえば、記録的な冷夏により、米が不作でタイなどから緊急輸入した年です。この年の7月は、オホーツク海高気圧の勢力が強く、その状態が8月の前半にかけて続きました。
気象予報士が振り返る「平成の災害」で、この年の夏を振り返っています。
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2019/04/22/29017.html
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2019/04/22/29018.html

今年は?

今年は、7月下旬になると、太平洋高気圧は本州付近に張り出してくる見込みです。7月20日から8日2日にかけての平均気温は、全国で、ほぼ平年並みの予想です。8月の平均気温も、全国で、ほぼ平年並みでしょう。夏らしい暑さの日が多くなりそうです。