メイン画像
メイン画像

28日(火)から29日(水)、沖縄や奄美は雨。九州から関東も発達した雨雲がかかる所が。31日(金)頃から、日本の南に前線が停滞。厳しい暑さは収まるが、蒸し暑くなりそう。

28日(火)から29日(水) 雨の降り方・強風に注意

28日(火)から29日(水)にかけて、日本付近を気圧の谷が通過する見込みです。梅雨前線は南西諸島を南下するでしょう。気圧の谷の通過に伴って、雨が降り、風が強めに吹く見込みです。九州や四国、近畿の太平洋側には28日、東海や関東には29日の午前中に、発達した雨雲がかかる所があるでしょう。梅雨の中休みとなっていた沖縄や奄美も、一時的に本格的な雨が降る見込みです。今月20日から21日の雨のように、長く降り続くことはないでしょう。

31日(金)すっきりしない天気

30日(木)は、本州付近は高気圧に覆われる見込みです。晴れる所が多いでしょう。梅雨前線は、南西諸島付近に停滞し、31日(金)にかけて本州の南まで延びてくる見込みです。前線は、6月3日(月)にかけて日本の南に停滞するでしょう。31日は、日本付近に南から湿った空気が流れ込みます。全国的に雲が広がり、すっきりしない天気でしょう。雨が降るかもしれません。九州南部の平年の梅雨入りは、5月31日ごろです。1日(土)から2日(日)は、晴れる所が多い見込みです。北海道や東北では、気圧の谷の通過で雨が降る所があるでしょう。

空気は湿気を帯びてくる 高温傾向続く

24日から27日にかけて、日本付近には暖かい空気が流れ込み、広く強い日差しが降り注ぎました。このため、5月としては記録的な高温になりました。特に26日は、北海道の佐呂間町で最高気温は39度5分まで上がり、北海道内の真夏を含めた年間を通じた最高気温の記録を更新しました。東京都心で32度6分まで上がるなど、5月の最高気温の高い記録を更新した所があり、30度以上の真夏日地点は、全国のアメダス地点926のうち566地点、35度以上の猛暑日地点は53地点となりました。
28日は、今回の記録的な高温は収まるでしょう。それでも、この先の最高気温は、広く平年より高めの日が多い見込みです。空気は湿り気を帯びてきます。不快な暑さになる日もあるでしょう。引き続き、熱中症に注意が必要です。