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九州に活発な雨雲がかかり続けています。鹿児島県肝付町の内之浦で、わずか1日で5月ひと月分を超える雨が一気に降るなど、南部を中心に大雨となり土砂災害の危険が高まっています。

鹿児島県、宮崎県、大分県 土砂災害に警戒を

九州には、南東方向から暖かく湿った空気が流れ込み、南部を中心に活発な雨雲がかかり続けています。18日(土)には、屋久島町で土砂崩れが発生しました。
きのう19日(日)の午後からきょう20日(月)の明け方にかけて、特に鹿児島県、宮崎県、大分県で雨脚が強まり、所々で激しい雨や非常に激しい雨が降りました。鹿児島県肝付町の内之浦では、20日午前4時までの24時間に413.0ミリの雨。内之浦の、5月のひと月分の雨量の平年値は324.5ミリですので、ひと月分を上回る量の雨が1日で一気に降ったことになります。
鹿児島県、宮崎県、大分県では、これまでの大雨で地盤が緩んでおり、「土砂災害警戒情報」の発表されている地域があるうえ、昼頃にかけても激しい雨が降るおそれがあります。また、増水している川もあり、今後、さらに水かさが増して氾濫が発生する危険性もあります。今後も、気象情報や自治体からの避難に関する情報を十分に確認し、慎重な行動を心がけてください。