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札幌では19日にいったん「積雪なし」となりましたが、22日から再び雪が積もり出しました。
特に昨日(23日)から今日(24日)にかけては降り方が強まる時間もあり、今日午後3時までで合計12センチの降雪を観測。積雪も昨日の午前9時に最大8センチを記録し、雪景色となりました。
札幌で3月以降に一旦積雪なしになってから、再び10センチ以上の降雪を観測するのは、2006年以来13年ぶりのことになります。

昨年はたった2センチ

札幌は今月19日の昼過ぎに「積雪なし」となり、29年ぶりに3月中旬に積雪がなくなるという記録的に早い雪解けとなりました。
しかし、22日から雪が降ったりやんだりの天気が続き、昨日(23日)は午前9時には積雪が8センチまで増えました。
今日(24日)も午後3時までに4センチの雪が降っており、2日間の合計降雪量は12センチ。中小路などでは路面も含めて真っ白になっている所が多くなっています。
札幌で3月以降に一度積雪なしとなってから、今年のように10センチ以上の降雪を観測したのは、一番最近の例でも2006年。
この年は3月31日の夕方に積雪なしとなりましたが、4月3日には6センチ、6日には15センチの雪が降るなど、積雪がなくなった後の合計降雪量は26センチとなりました。
しかし、それ以降の年では、シーズン終わりに積雪がなしとなった後は、積もっても数センチ程度で、何日も残るような雪がその後に降ったことはほぼありません。
昨年も、札幌では3月30日に積雪がなくなった後、4月8日に再び雪が積もりましたが、その時の降雪量は2センチ。その日のうちに積雪はなくなりました。

明日は気温上昇もその後は…

明日(25日)は上空の寒気が抜け、代わりに暖気が流れ込んでくる影響で気温がグンと上がります。明日から明後日にかけては最高気温が10度くらいまで上がり、今積もっている雪も一気に解けそうです。
しかし、その後は再び寒気の影響を受けやすくなり、気温が低いだけでなく、週末にかけて再び雪の降る日も多くなりそう。
ここに来て季節の歩みは一進一退となっています。タイヤ交換などの春への準備も、天気予報を見ながら慎重に進めた方がよさそうです。