メイン画像
メイン画像

本日(20日)、札幌管区気象台で初雪が観測されました。平年より23日遅く、昨年より28日遅い観測となりました。札幌では統計開始以来、1890年と並んで最も遅い初雪の観測となりました。明日(21日)は、函館や室蘭など太平洋側でも初雪となる所がありそうです。

平地でも雪の積もる恐れ

本日(20日)札幌では、0時50分頃にみぞれが降り、初雪の観測となりました。これは1876年の統計開始以来、1890年と並んで最も遅い観測です。今日これからも、北海道付近は冬型の気圧配置が続き、上空の寒気は更に強まっていきます。そのため、日本海側やオホーツク海側を中心に湿った雪が降る見込みです。既に石北峠など、峠や山間部では雪の積もっている所もありますが、旭川や富良野など、内陸では平地でも、うっすらと雪の積もる所があるでしょう。札幌も明日にかけて、一時的に路面に雪の積もる可能性があります。積もらないまでも、朝晩を中心に濡れた路面の凍結する恐れがあるため、積雪や凍結など路面状況の変化に注意が必要です。

明日も初雪が続々!?

明日は気圧の谷が通過する影響で広く天気が崩れ、函館や室蘭など、太平洋側西部では朝にかけて雪が降り、初雪となるでしょう。一時的に湿った雪が強く降るため、見通しの悪くなる恐れがあり、車の運転は注意が必要です。太平洋側東部でも昼頃には天気が崩れ、釧路でも初雪となる可能性があります。旭川や帯広などでは明日の日中の最高気温は2度くらいで経過し、日中でも橋の上など濡れた路面は凍結する恐れがあるため注意が必要です。