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強い台風13号は関東にかなり接近しています。夜にかけて関東から東北の太平洋側の沿岸を速度が遅いまま北上する予想。暴風や高波に厳重に警戒するとともに大雨に警戒を。

きょうの天気

強い台風13号は昼前にかけて関東地方の沿岸を北上する予想です。次第に勢力を弱めるものの昼前から夜遅くにかけて風速25メートル以上の暴風域を伴ったまま東北の太平洋側にかなり接近するおそれがあります。台風は速度が遅いまま北上するため、影響が長引くでしょう。
関東は昼前にかけて発達した雨雲がかかる所があるでしょう。局地的には傘が全く役に立たなくなるくらいの猛烈な雨が降りそうです。10日6時までの24時間に予想される雨量は多い所で100ミリです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、夕方にかけて北東のち南西の風が非常に強く海上では昼前にかけて猛烈な風が吹く見込みです。予想される最大風速(最大瞬間風速)は海上は35メートル(50メートル)、陸上は25メートル(35メートル)、波の高さは茨城、千葉の太平洋側で10メートルです。
東北は太平洋側を中心に夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨が降るでしょう。特に南部では昼前から昼過ぎは滝のような雨が降る所がありそうです。山の東側の地域では特に雨量が多くなる見込みです。10日6時までの24時間に予想される雨量は多い所で150ミリです。これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、さらに雨が強まるため、がけ崩れ、山崩れ、低い土地の浸水、河川の増水や洪水に厳重に警戒して下さい。また、太平洋では海上を中心に暴風となるでしょう。特に南部の海上で昼前から夕方は猛烈な風が吹く見込みです。予想される最大風速(最大瞬間風速)は太平洋側南部の海上は30メートル(45メートル)、陸上は20メートル(35メートル)、太平洋側北部の海上は20メートル(30メートル)、陸上は12メートル(25メートル)、波の高さは太平洋側南部で10メートル、北部で7メートルです。北海道は気圧の谷の影響で断続的に雨が降るでしょう。雷を伴って激しく降る所もありそうです。北陸も雨が降りやすいでしょう。
東海は晴れたり曇ったりで、夕方以降はにわか雨の所があるでしょう。近畿や中国地方は雲が広がりやすく、所々で雨が降りそうです。四国は雲が広がる時間帯もありますが、強い日差しが照りつけるでしょう。九州は大体晴れる見込みです。沖縄も青空が広がるでしょう。

きょうの最高気温

那覇32度、鹿児島35度、福岡33度、高知34度、広島35度、松江30度、大阪33度、名古屋は38度の予想です。東海地方を中心に40度近くまで上がる所があるでしょう。
金沢31度、新潟32度、東京33度の予想です。関東ではきのうの日中との気温差が大きく、厳しい暑さが戻りそうです。
仙台26度できのうと同じくらいの予想です。秋田は35度で猛暑日になる予想です。札幌25度、釧路19度の予想で、北海道は厳しい暑さはないですが、ムシムシと感じられる所があるでしょう。